法律 映画について

法律映画の名作「刑法第三十九条」

刑法第三十九条は、2011年に亡くなった森田芳光監督の、まさに刑法第三十九条をテーマにした映画です。
刑法第三十九条というのは、「罪を犯したとしても、心神喪失状態にある者は減刑される」という法律です。
若い夫婦が殺害されて、現場に落ちていた劇団のチケットから劇団員の柴田真樹(堤真一)に容疑がかかります。
国選弁護人に任命されたのは長村弁護士(樹木希林)でしたが、柴田が時折別人のように見えることから、精神鑑定を依頼します。
精神鑑定人として呼ばれたのが小川香深(鈴木京香)で、彼女は柴田を「解離性同一性障害」多重人格ではないかと疑います。
多重人格をテーマに扱った映画はたくさんありますが、この映画はオカルト的な要素は排除されており、きちんとサスペンスとして成り立っています。
刑法第三十九条という法律の精神的に問題があるからと言って、そのような人間を無罪にしていいのかという根本的な問題について追求したものです。

Copyright© 法律 映画 All Rights Reserved.